第3期CKU-Jと同時開催された「SBマーケット・プレイス」。
CKU-Jの初日・2日目にあたる2009年9月20日・21日の両日にわたって、
大阪マーチャンダイズマート(OMM)ビル2階の
展示ホールで開催されました。
初日はオープン直後から、人・人・人……の波
各ブースはCKU-J限定キットや、
限定割引商品などをゲットしようとする人であふれました。
キットはワンコイン(500円)のお手ごろなものから本格的なものまで多種多様。
販売されていた新商品の中には、ハロウィーンやクリスマスの新商品などが多く、
秋冬シーズンに向けて購入している人の姿が多く見られました。
また、ブース内でのミニ講習や、セルフプリント機も大人気
さらにマーケットプレイス会場奥の講習ブースでは、ミニセミナーも開催。
XYRON、ファミーゴ、サクラクレパス メモラビリアート、カラーズラバーズ、
こどものかおの各社がそれぞれ楽しいミニセミナーを開き、
たくさんの方が参加されました!
また、会場内で開催されていた「スクラップブッキング作品展」も大盛況!
2日目のCKUクラス後に、賞選びのために来日講師陣が訪れると、会場の盛り上がりもさらにヒートアップしました。
講師の皆さんも、日本のスクラッパーのレベルの高さ、作品から伝わる思いに
深く心を打たれたようです。
2日間を通じてのご来場者は約2,500名。
大阪のスクラップブッキングパワーを肌で感じた2日間でした!
ご出展してくださった企業***********
(株)S&Cコーポレーション
カラーズラバーズ
(有)こどものかお
(株)サクラクレパス メモラビリアート
(株)サン‐ケイ
NPO法人 日本写真療法家協会
株式会社 ナニワ商会/株式会社 DNPフォトルシオ
ペーパーインテリジェンス/(株)花岡
ベンフランクリンクラフト
(有)メモリーパレット・カンパニー
第3期CKU-J、3日目。
いよいよ最後となるクラスがこのClass G。
受講生全員が大きな会場に集まっての特別クラスです。
スクラップブッキング界の第一人者であるステイシー・ジュリアンによる基調講演は、
私たちがスクラップブッキングを続けていくためのヒントが
ギュッと詰まっていました。
まずステイシーが受講生全員に出した課題が
「これからやってみたい、経験したいと思ったことを5つ書きだす」こと。
考え過ぎず、ふと心の中に浮かんだことを書きだしてみました。
「今書いたことを5年間で実現しましょう!
自分の人生は自分で創り上げられるもの。
創造力があればいくらでも人生を創り上げられるものなのよ!」
とステイシー。
Creativity(創造性)は自分自身が身につけているもの。
だけれどそれにはリズム(波)があって、
いろいろアイデアが浮かぶときもあればそうでないときもある。
そんなCreative Rhythmとなる5つの要素について、
ステイシーが教えてくれました。
1.Time:時間
少ししか時間がなければ、完璧でないものを作ってもいい!
「Make time to Start!」作る(制作する)時間を作りましょう。
2.Energy:エネルギー
肉体的なエネルギーは、食べたり寝たりでコントロール。
精神的なエネルギーは、新しいことに挑戦したり、
前向きに目標に向かっていく力をつけること。
3.Stimulus:刺激・インスピレーション
刺激を受けることで、クリエイティブなものを引き出すことができる。
色が刺激になったりすることもあるし、
CKUのような講習に参加して刺激を受けることも。
4.Focus:集中すること
写真を撮るときなら「何をこの写真で伝えたいか?」を考える。
スクラップするときも「自分は何をしたいのか?」に集中してみる。
5.Relation Ships:関係
創造力を持っている人は、それを伸ばせる人と一緒にいるはず。
新しいアイデアについて話したり、
サポートしあう仲間=SBのコミュニティはすばらしい!
「皆さんは、スクラップブッキングの作品を創り上げているだけではなく、
同時に自分自身も創り上げているのよ!もっと自由に楽しんで!」
とステイシー。
SBを始めて間もない人も、長年続けてきて行き詰まっていた人も、
感じるところの多かった内容で、充実した2時間となりました。
クラスEの担当は、アメリカのCKUの大人気講師、マージー・ロムニー=アスレット。
4人の子供のママでもあるマージーは、とってもキュートな“女の子”
かわいいものが大好きで、なんと講習で身につけていたおしゃれなエプロンも自作だそう。
初日の冒頭から、「みんなに会えてうれしい……」と涙目になってしまう感激屋さんでもあります。
そんなマージーにも負けないキュートな神﨑亜矢子さんが通訳をつとめ、明るく楽しいクラスが展開されました
プロジェクトは「I love you」というタイトルがつけられた4×4インチのミニアルバム。
「楽しみましょう!」というマージーの声掛けで始まったクラスでは、
できるだけオリジナルを作ってほしいというマージーの願いどおり、
好きなペーパーを選び、サクサクと作り進めている様子が見られました。
マージーの提案は「女友達との友情に感謝をささげる」ためのミニアルバムだったのですが、
これをCKU-Jの思い出アルバムに……という人も多かったようです。
最後にマージーに今回のCKU-Jでの印象を聞いてみましたよ!
「日本は食べ物もおいしかったし、見る物も美しかったけど、
日本のスクラッパーとスクラップブッキングできたことが何よりもうれしかったわ。
スクラップブッキングは、世界中のだれとでも友人になれる共通のホビーであることを忘れないで。
それから誰でも素晴らしい、クリエイティブになれるものを持っている、
ということを知っていてほしいんです」
大人気のSBメーカー、Making MemoriesがスポンサーのClass Dは、
同社のヴァイス・プレジデントであるシェーン・カリモアが担当…
のはずが、受講生の前には美しい女性が。
なんと3日間クラスを担当したのはシェーンの奥様であるセーラさん。
シェーンに理由を聞いたところ
「男性講師の写真があったほうがみんな喜ぶでしょ。
でもセーラのほうが教えるのはうまいから!」ですって
とは言っても、以前日本に滞在していたことのあるシェーンは日本語も堪能で、
裏方としてクラスを支えてくれました。
そして通訳は第2期CKU-Jでも通訳をつとめてくれた小池そよかさん。
3人の息はぴったりでした!
さて、そんなClass Dのプロジェクトはヴィンテージな雰囲気の漂う、
インタラクティブなミニアルバム。
もちろんMaking Memoriesの最新アイテムが盛りだくさん!
わくわくするようなパターンペーパーをたくさん使って、
ポケットあり、タグあり、封筒あり……
ページをめくるたびにわくわくするようなアルバムを作りました
クラスが始まる前には全員にピンクのエプロンが配られたので、
教室内はほんのりピンク色
セーラはパターンペーパーのサイズを細かく指示して、ハイスピードで進行。
それでもほとんどの人が、あとは写真とジャーナル、エンベリッシュメントを好みでプラスするだけ!
というところまで、時間内に完成させました。
クラス後にサラに話を聞いたところ
「皆さん、インストラクションの理解が早くてすばらしい!」。
さらに、
「自分のことをクリエイティブではないと思っている人がいるけれど、
誰でもクリエイティブな部分は持っているもの。
最新の流行にとらわれることなく、リラックスして楽しんで欲しいわ」
というコメントもいただきました!
クラスCを担当したのは、本誌の人気コラム「季節のレイアウト」や
たくさんの特集記事でおなじみのブリタニー・ビーティ(Brittany Beattie)。
コンビを組んだ通訳は、日本SB界でおなじみのキャサリン・冴子・ピオさん。
クラスCのプロジェクト「Let’s Start Stamping!」は、
今回のCKU-Jで唯一の12インチのレイアウト。
スタンプを用いたナチュラルなテイストの、12インチ2枚+カードの作品を作りました。
今回のプロジェクトのために用意されたインクは1色のみ。
「1色のインクでも、いろいろなテクニックを使うことで違う見せ方ができるのよ」とブリタニー。
クロップパーティーなどでたくさんのインクを持っていきたくないときに役立つのだとか。
クラスが始まってみると、スタンプの一部だけを使う、パターンペーパーの模様に重ねてスタンプ、
スタンプした上に色エンピツで色付けする……など、これでもか!というほどのスタンプテクニックが満載
その他にも、目からウロコのリボン使い、余ったペーパーの使い方、
絵柄をまるで生きているように立体的にするコツなど、盛りだくさんの2時間となりました。
今回のプロジェクトには出てこないテクニックも教えてくれましたよ
作品展コンテストの選考をしながら、「自分ももっとスクラップブッキングしたい!」と思ったというブリタニー。
あたたかな雰囲気に包まれながら、シンプルなのに奥深いスタンプの楽しさを再認識したクラスとなりました。
クラスBを担当してくれたのは、全世界を飛び回り、
スクラップブッキング界のまさにカリスマアーティストであるティム・ホルツ(Tim Holtz)。
今回の来日は、なんと3年前からのCKオフィスからのラブコールが実ったもので、
5歳のときからの幼馴なじみだというアシスタント・マリオと一緒に来日してくれました。
初日の会場では、ティムを見かけた受講生の「キャ~!!」という感激の声も!
ティムが今回CKU-Jのために用意してくれたプロジェクト「Generation Grunge」は、
スタンプやペイントのテクニックをふん だんに使ったミニアルバム。
ティムらしいゴージャスなつくりで、
最初は「本当にこんなスゴイものが作れるの」と戸惑っていた人も、
ティムの的確なアドバイスでそれぞれにオリジナリティあふれる美しいものができあがりました。
どのクラスでもティムが言い続けていたのは
「Don’t Think,Just Play!(考えちゃだめ、とにかく遊んで、楽しんで!)」
ということ。
必要なものだけを机の上にだして、ひとつひとつの作業を考えすぎない…。
これを徹底していたティムのクラスは、すべて時間内にきっちり終了
ティムが伝えたいことを確実に通訳してくれた土田麗子さんも、
ティムの魔法のような手際の良さにはびっくりしたそうですよ。
ティムは
「プロジェクトを完成させようとしてしまうことが多いなかで、
僕のクラスでは皆“遊ぶ”ことに徹してくれたことがうれしかった。
皆さんと一緒にクリエイティビティをわかちあうことが、来日の1番の目的。
新しいことを学びたいという気持ちを皆さんが持っていてすばらしかった!」
とコメントしてくれました。
クラス内には、アートな雰囲気たっぷりのティムの作品の数々も展示。
生で見るまたとない機会とあって、多くの方が写真撮影!
「プレゼントをあげるのが大好き!」というティムからは豪華プレゼントも多々あり、
充実した2時間のクラスとなりました。
皆さん、こんにちは。CKオフィスです。
CKU-Jからはや3週間。皆さんも、CKUの思い出レイアウトやミニアルバムなどが完成しつつある頃だと思います。
さて今日からこちらのブログで、「第3期CKU-Jレポート」で楽しかった3日間を振り返っていきたいと思います
2009年9月20日~22日の3日間、第3期CKU-Jが大阪・天満橋のOMMで開校しました。
今回は初めての大阪での開催とあって、関西方面を中心に、全国から集まった受講生はなんと約200名 初日のレジストレーション(受付)には、この日を心待ちにした受講生の長い列ができました。
今回はSBの本場アメリカから6名のセレブ講師が来日(ご夫婦、または専属アシスタントを連れて来日したセレブも!)
各クラスとも2時間という一見ゆったりとしたスケジュールにもかかわらず、始まってみるとあっという間の2時間
テクニック満載のアーティフィシャルなミニアルバム、スタンプを楽しむレイアウト、とにかくたくさんの写真をアルバムに……などバラエティに富んだプロジェクト。
どのクラスもSBを愛する人たちの熱気にあふれ、熱中して物を作り上げることの楽しさを感じられる3日間となりました。
同時開催されたマーケットプレイスのご来場者は2日間で延べ約2500名。
CKU-Jに参加した人だけでなく、残念ながら参加できなかった人もお買い物を楽しんでいただくことができました。
またマーケットプレイス会場では作品展も開催。
金賞・銀賞・銅賞のほか、セレブ講師が選ぶ特別賞、スポンサー各社の賞が投票によって選ばれました。
さて、明日以降は各クラスの様子やプロジェクト内容、講師のコメントなどを織り交ぜたレポートをお送りします。お楽しみに