デジタル一眼レフカメラの楽しみのひとつ。
それは、さまざまなレンズで撮影できるところ!
一番初めにデジタル一眼レフカメラを手にしたときには、
レンズの知識など皆無だったので、
ボディとセットになっていた標準&望遠の
ズームレンズを購入。
けれど、次第に操作方法に慣れ、
持っているレンズの特性などを知ると、
もっとよい条件のものはないかと思いはじめました。
レンズには様々な種類があります。
まずは標準レンズ、広角レンズ、望遠レンズ、
マクロレンズ、ズームレンズに単焦点レンズ・・・。
それぞれに特性があり、まさに一長一短といったところ。
明るさも画質も文句なしのズームレンズは
カメラ本体の倍以上の値段だったり、
手ごろなお値段のズームレンズだと
夕方や室内での撮影が難しかったり、
画質は文句なしに美しい、という単焦点レンズは
自分の足で動かなければならない!
どのレンズが自分に合っているのかを知るには、やはり
「どんなシチュエーションで撮影することが多いのか」
「どんな写真を撮りたいのか」
をじっくり考えることだと思います。
たとえば、私の場合は子供たちの写真を、
室内や屋外で撮影しています。
毎日、外を駆け回っているというよりは、
ゆっくり家で人形遊びする時間も多いのです。
そして、できれば女の子なので、
「美しく」撮ってあげたい。
もちろん、予算もあるのでお値段も考えて、
「室内でも十分撮影できるF値が最低でも2.8の
明るいレンズ、便利さよりも美しく撮れることを
優先(単焦点)、予算は・・・」と条件を絞り込みました。
また、憧れのフォトグラファーの皆さんが
もっているレンズをチェックして、
候補をいくつか挙げていきました。
そんなときに、キャンディスがお勧めレンズを
教えてくれたのでした。
彼女のお勧めは、単焦点レンズの50mm/1.8F
「私はほとんどこれだけで撮ってるのよ!」
という一言に、背中を押され購入。
初めて撮影してみた感想は、
とにかく色と背景のぼけ方が美しい!でした。
とても明るいレンズなので、
夜の室内でもフラッシュなしで撮影が可能です。
もし、広い画角で迫力満点の風景写真をメインに
撮影するなら広角レンズ、
一日中外を走り回ることが日課のお子さんを
撮影するならF値の多少大きい望遠ズームレンズ、
お値段を気にしないなら高画質のズームレンズ・・・
などなどチョイスはいろいろです。
じっくり考えてぴったりのものを見つけられたら、
きっと写真撮影がより楽しくなりそうですね!
長くなってしまいましたが、最後にフィルターについて。
レンズには保護フィルターをつけて、
衝撃やほこりなどからレンズを守りますが、
さまざまな効果を出すために取り付けるフィルターも。
ファンタジックにぼやけた背景にするためのものや、
十文字の光条を作り出すものなど、
スクラッパーには縁遠い気がしますが、
「偏光フィルター、PLフィルター」と呼ばれるフィルターは
使い出があるのでは、と思います。
偏光フィルターは被写体の表面反射光を取り除いて、
本来の色や質感を引き出す役割を果たしてくれるので、
空はくっきりと青く、被写体のコントラストがより強くなります。