クラスAを担当したのは、 『Simple Scrapbooks』を創刊し、編集長をつとめたステイシー・ジュリアン。
彼女が今回用意したプロジェクト「Finish Line Scrapbooking」は、40枚の写真を短時間で6インチアルバムに収めるという写真整理のヒントになるもの。
「アルバムを見る家族は、たくさんの写真を見たいの。エンベリッシュメントや丁寧なSBテクニックを見たいわけじゃないのよ」というステイシー。
「あくまで写真なのだから、クロップで体が切れてしまってもいい!」
というステイシーの思い切った作業方法は、今まで1枚の写真をクロップするのに時間をかけていた人にとっては、度胸のいること。
それでも、枇杷木ニッキーさんの楽しい通訳と、ノリのいいBGMのおかげで
「ハイ! この1曲が終わるまでに終わらせて!」とどんどんプロジェクトは進みました
急きたてられるように作業していた受講生も、だんだんテンションがUP
多くの受講生が時間内に40枚の写真を貼り終えていました。
ステイシーはもれなく受講生の写真を見て回ったので、3日間で1万枚(!!)の写真を見たことに。
「皆さんの写真を見られたことが、一番楽しかったわ。お祝したことや冒険したこと……
それぞれの写真はとても大切。でも思い出のほうがもっと大切なの。思い出を思い出す時間が多くなったら、今よりももっと幸せになると思うわ」というステイシー。
思いがけない写真整理の方法だけでなく、ステイシーの哲学も感じられる2時間でした。